なぜ英語が話せないのか？原因を理解し学習方法を見直そう

英語を勉強してきたが、全く話せるようにならない。英語をどのように勉強すれば良いかわからない。という不満は、日本人であれば誰しもがぶつかった壁ではないでしょうか。ある調査によると日本人の英語レベルは世界111ヶ国中80位という結果も出ています。

旅行先や職場などで英語を話せるようになったら、外国人の友人ができたり、海外でも仕事ができるようになったりと、選択肢が広がりますよね。

私も英語のバックグラウドの全くない田舎出身者で、英語学習にはこれまで苦労してきました。そんな私は、英語の苦手を乗り越え、今では海外で英語を使う仕事をしています。

日本人の私たちがなぜ英語を話せない原因と、どうすればすぐに英語が話せるようになるのか、英語学習におけるこれまでの体験談をもとに紹介します。

日本の英語の勉強方法は「実践的ではない」
英語が話せない原因はアウトプットが圧倒的に足りないこと
海外留学で気付いた英語学習で最も大切なこと
英語をアウトプットすることが最も重要である
オンライン英会話を活用して英語をアウトプットする環境をつくる
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おすすめオンライン英会話②ネイティブキャンプ Native Camp（アウトプットの数）
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日本の英語の勉強方法は「実践的ではない」

義務教育では読み書きがメインである

小学校〜高校までは、英語の教科書と分厚い文法・単語帳をひたすら暗記するような勉強方法でした。文法と単語を知り、英語の例文などを覚えることは、英語を話すためにも必ず必要な知識なのでとても役立ちます。

しかし、英語を話す・聞く練習があまりなかった、つまり、英語でのコミュニケーションの実践が圧倒的に少なすぎました。義務教育の英語は、あくまで英語学習の入り口にすぎません。

スピーキング力・リスニング力が弱い日本人

実践的な英語のコミュニケーションをしてこなかった日本人は、スピーキングとリスニングに弱みを抱えています。特にスピーキングに課題を感じており、英語の４技能（スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング）のうち、１番難しいとスキルは英語スピーキングが55.8%で半数以上を占めています。

英語が話せない原因はアウトプットが圧倒的に足りないこと

日本人の学習方法は、暗記を中心としたインプットがメインでした。これは英語のベースを作るためにはとても大事です。しかし、インプットだけでは英語は話せるようになりません。これは何にでも当てはまりますが、例えばギターの弾き方をYoutubeで見たからといって、すぐにギターを弾けるようにはなりませんよね。実際にギターに触ってみて、練習することが必要です。

アウトプットが大事なことは何度も聞いたことがあるわ、という人も多いかと思います。では、それでもなぜ英語をアウトプット（話す・聞く）ができないのか解説します。

英語を話す環境がない

ほとんどの人は英語を話す環境が身近にないはずです。外国人の友人がいたり、会社で英語を公用語にされない限り、英語を話すことはないですよね。英語を話さないことは、つまり英語が上達しないことです。従って、英語を話せるようになるためには、英語を話す環境づくりから始める必要があります。

英語を話すのが恥ずかしい

日本人の特性として、英語を話すことが恥ずかしい、という方も多いはずです。私もその一人でした。私は英語を話せるようになりたいと思い大学の英語部に入りましたが、帰国子女などがいる英語部の中で自分の英語力の低さを感じ、つたない英語を話すことに恥ずかしさを感じ、ついに部活動に参加しなくなりました。他の日本人を前にすると、なおさら英語を話すことに恥ずかしさを感じますよね。

英語でのコミュニケーションでは、ネイティブのように「聞こえる」必要はありません。しかし、完璧を求めるばかりで英語を話すことに自信が持てない人が多いです。

海外留学で気付いた英語学習で最も大切なこと

アメリカに１ヶ月留学しても英語は上達できなかった

私は大学に在学中に、まずアメリカに１ヶ月留学しました。その時に、アメリカ人の英語が早すぎて、全く英語を聞き取れずに悔しい思いをしたことをよく覚えています。私の英語は途切れ途切れの英語で、発音も明白でなく、なかなか理解されなかったことにモヤモヤを感じていました。

それでも、アメリカ学校でヨーロッパやアジアなどの他の国の学生たちに出会ったことで、もっと友達を作りたい、英語でコミュニケーションできるようになりたい、というモチベーションだけはあり、カタコト英語でも英語を話す機会を作ることができました。

カナダに１年留学では「アウトプット」に集中した

１ヶ月ではそんな簡単に英語は上達がしないことがわかりました。それに気付かされた私は、その後、１年間カナダのトロントに語学留学することを選びました。

海外留学の最も良いところは３つです。

英語を話す環境を強制的に作れること
英語を共に勉強する海外の友達ができるのでモチベーションになること
英語を使う生活を通じて英語の微妙なニュアンスや実践的な使い方を学べること

私は、海外で日本人のコミュティには入らないことを決めて、英語だけで生活することを決めていました。そうすると、周りに日本人もいないので、英語を話すことに恥ずかしさを忘れ、とにかく英語を話すことに没頭できました。

また１年もあれば、現地の友達も作れます。カナダ人の友人ができたので、私のアクセントを指摘してくれたり、リアルなカナダ人の英語表現や発音を教えてもらいました。

そして驚いたことに、実は帰国してからがさらに英語力が向上していったのです。

その理由は、「英語を話すことを躊躇しなくなった」からだと思っています。英語を話すことに対するブレーキが外れたので、壊れた英語だとしても、恥ずかしがらずに話すようになりました。

東京で外国人コミュニティに入って、外国人と英語を話す機会を作ったり、オンライン英会話をはじめて、毎日英語を話す機会を作るようにしました。これによって、私の英語のスピーキング力とリスニング力は飛躍的に伸びました。

英語をアウトプットすることが最も重要である

つまり、英語が話せないことを克服するには、「英語を話す」訓練をすることしかありません。そんなことわかっていても、なかなか長続きしなかったり、最初の一歩を踏み出せなかったりします。

英語学習をする上で最も大事だと思うことは、「英語を話せるようになりたい」という強い想いを持つことだと私は思っています。英語の学習は決して簡単ではないので、生半可な気持ちでは、英語は話せるようになりません。英語を絶対に上達させる、という強い動機付けがないと欠かせません。

この動機付けを強くするためには、「なぜ英語を話せるようになりたいのか」、勉強する理由を明確にすることです。外国人の友人を作りたい、旅行先で英語を使いたい、英語を使う仕事をしたい、など理由はなんでも構いません。「英語が話せるようになったらできること」を想像してみると、自然とモチベーションが高まってきます。

オンライン英会話を活用して英語をアウトプットする環境をつくる

留学に行かなくても、すぐに英語を話す環境を作ることはできます。留学は一緒に一度の最高の経験にはなりますが、留学は時間やお金もかかるので、必ずしも留学が最適な訳ではありません。人それぞれのライフステージに合わせて学習方法を選びましょう。

英語をアウトプットする環境は日本国内でも身近なことから作れます。最も代表的なものは「オンライン英会話」です。その中でも、私も体験したことのあるおすすめのオンライン英会話を紹介します。

オンライン英会話のメリット

留学よりも圧倒的にコストが低く、いますぐ始められる。
仕事や学校に通いながら続けられる。
オンライン英会話であれば、自宅から参加できる。
プレイベートレッスンなら恥ずかしくない。
講師が自分の課題を見つけてくれ、勉強の仕方のフィードバックまでくれる。
カリキュラムに沿って勉強できるので、勉強方法に悩まない。